良い映画の基準
『トゥモロー・ワールド』という映画をパソコンについているDVDで見たらめちゃくちゃ面白かった。
見る前はパソコンで映画を見ることに不安を感じていたのだけど、それが杞憂に終わって本当によかったと思う。
パソコンで映画を見ることの何が嫌かって、インターネットに浮気してしまうことだ。
つまらない映画、展開が遅い映画だと、私の場合すぐインターネットにつないで
ネットサーフィンをしてしまうのでパソコンは映画を見る環境としてはあまり適していない。
だけど今回は映画の面白さの方が、インターネットの誘惑に打ち勝ったので、浮気をすることなく映画を見られた。
これって映画の良し悪しを測る一つの基準になると思う。
つまりインターネットにすぐつなげられる環境で映画を見て、一気見出来たらその映画は良い映画。一気見出来なければ、その映画は悪い映画。ということがとりあえず言えるのではないか。
『トゥモロー・ワールド』という映画の何が良かったかというと、この映画展開がめちゃくちゃ早いのだ。
普通の映画だったら、例えば主人公が親しい友人の死に直面したら、その感情を主人公に表明させ、観客の共感を誘うが、この映画の場合、観客が十分に感情移入する前に物語が展開していく。私はそこが面白いと思った。
マンガで言えば浦沢直樹の描く作品みたいなもので浦沢の映画をうまく映画化したら『トゥモロー・ワールド』に近づけると思った。