はてなってお金が絡む事柄に関して雑じゃない?って思った

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前回の契約があと10日分残ってたはずなんだけど…

 最近はてなブログProの契約を更新しました。

 

 前回は1年コースだったのですが、今回は訳あって月当たり600円の2年コースに登録しました。契約してから気付いたのですが、この2年契約、前回の1年コースの期間終了時から適用されるのではなく、今回の2年コースの契約時から適用されるのですね。(^▽^;)

 

 前回の1年コースを契約したのは2016年7月24日で、今回の2年コースを契約したのが今年2017年7月14日なので、10日ほどまだ期間が残っていたはずなのですが、今回の2年コースの期間終了が2019年7月14日と表示されているので、私の側が10日分損をしたことになります。

 

 前回の契約期間が終わってから、次の契約期間が開始されると、当然のように思っていたので、すこし驚きました。いや、こういう事に関しては、こちらが事前に確認すべきことで、非はこちら側にあるのです。

 

 ただ、私はこれまで、はてなのサービスにほとんど不満を感じたことが無かったので意外でした。はてなほどの企業ならば、お金に関わることはもっと親切に設計されていると勝手に信頼していたので、幻滅しました。

 

 そして残念ながら今回の契約更新を通じて、はてなの不親切な部分を多く発見することになってしまいました。今回の記事では、主にお金に関することで、はてなブログの残念な点について3点指摘したいと思います。

 

 

はてなポイントの有効期間が1年間

②コンビニ支払で任意の額を購入できない

③一方的に主要なサービスを変更・終了する

 

はてなポイントの有効期間が1年間

 基本的にはてなブログProを利用するには、「はてなポイント」が必要ですが、このはてなポイントは有効期間が1年間しかありません。この期間を過ぎた場合、そのポイントはもちろんユーザーの元には戻ってきません。つまり、残ったポイントはすべて、「死に」ポイントになってしまい、はてなの懐に入ってしまうのです。

 

 1年間という期間を長いと感じるか短いと感じるかは、人それぞれだと思いますが、はてなブログProの最長契約期間は2年なので、そういったサービスとの整合性がとれていないのは確かです。こういった点で、はてなはユーザーの利便性を全く無視しています。

 

 このはてなポイントは他のサービスにも利用できるのですが、はてなが提供するいくつかのサービスの中に、ポイントを使ってまで利用したいと思えるほど魅力的なものはひとつもありません。(下のリンク参照)

はてなポイント - はてな

コンビニで任意の額のはてなポイントを購入できない

 前述の通り、はてなブログProを利用するには「はてなポイント」が必要なのですが、この方法はいくつかあります。下記参照

はてなポイント - はてな

このうち有料コースの金額をぴったり支払える方法は「クレジットカードによるポイント購入」だけで、手数料がかからない支払方法もこれだけです。それ以外の方法、例えばコンビニエンスストア支払いを使う場合、2000円分や3000円分など何通りかの選択肢の中から選んで買うことになります。

 

 例えば、2年コースの14400円を支払いたい場合、ぴったりの額のはてなポイントを購入できないのはもちろん1万5000円という選択肢も無いため、2万円分のポイントを購入することになります。

 

 2回に分けて支払うこともできるので10000はてなポイントと5000はてなポイントを購入すれば良いのですが、その場合は1回250円分の手数料が2回分かかります。つまり合計500円の手数料がかかるのです。

 

 さらに上でも述べた通り、1万5000円のはてなポイントを購入した場合でも、2年コースの14400はてなポイントを利用したあとに残る600ポイントは、1年以内に使わなければ失効します。

 

一方的に主要なサービスを変更・終了する

はてなカウンターを2017年8月7日に終了します - はてなカウンター日記 - 機能変更、お知らせなど

 上のリンク先の記事にも書かれているように、はてなカウンターは今年の8月7日をもってサービス終了となります。はてなブログ利用者の中には、他のアクセス解析サービスを利用せずに、はてなカウンターで自ブログのPVを確認していた人も多いと思います。私もその一人でしたが、残念なことにこのサービスは今後使えなくなってしまいます。

 

 私の場合、今回の2年契約はそれを知った上でのものなのでまだマシですが、この発表の直前に有料コースを契約した人は、可哀そうだと思います。返金や代替サービスの無料提供など、なんらかの救済措置があっても良さそうなものですが、それもありません。

 

 このようにはてなは、主要なサービスの終了をその数か月前にユーザー報告し、すでにそのサービスに対する対価を支払ってしまった人々に対して、補償が必要だとは思っていないようです。

 

 いま何気なく利用している機能も、はてなからの一方的な通告によって利用できなくなる可能性もあるということです。

 

まとめ

 以上のように、はてなは有料サービスの契約やサービスへの対価に関することなど、お金に関することは雑というか、はっきり言ってセコイ!です。私が契約したのは最近なので、あと2年間はこういった不快な思いを味わうことはないと信じていますが、今現在有料プランに登録することを検討している人は、はてなにはそういう暗黒面もあるということを頭に入れておいた方が良いと思います。