2016年紅白の曲の中で聞いたことが無い曲を聞いてみた-桐谷健太、五木ひろし、AI、AAA、miwa、E-girls

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主観的にA~Eの5段階で評価。あくまで主観的。

桐谷健太『海の声』評価D

BEGINの人が作曲をやっているとのことで、確かにBEGINっぽいのだけど、BEGINよりもずっと歌詞に特徴が無いというか、飲み込みやすい歌詞になっていて、それをどう評価するかだと思う。BEGIN並みに、アクの強い感じだったらCMにも使われたなかった可能性もあるし仕方ない部分もある。残念ながら紅白で普通に歌っても印象には残らないだろう。

 

五木ひろし九頭竜川』評価C

九頭竜川ってどこにあるんだっけ?確か岐阜とかだったような…と思ったら全然違った。一級河川でもある九頭竜川が流れているのは、主に福井県で県内全域に支流がある。まさに福井県を代表する河川ということだ。

 

で、Youtubeで聞いてみたのだが、なんともピンと来ない歌だった。盛り上がる部分とそうでもない部分の差があまり無いし、メロディもキャッチーではない。なぜこの曲が選ばれたのかというのが、素直な感想である。

 

ただ五木ひろしの声は健在で、まったく衰えを感じさせないところはさすがだ。一応他にも、五木ひろしの曲を聞いてみたのだが、キャッチ―な曲は演歌歌手のなかではかなり少ないような気がする。それでも生き残っているのは、それだけ歌手として実力があるからなのだろう。

 

AI『みんながみんな英雄』評価E

タイトルから嫌な予感はしたのだが的中した。昔、FUNKY MONKEY BABYS歌っていたタイプの曲。「今は辛いかもしれないけど、いつかうまくいく日が来る」みたいなことを歌っている。オクラホマミキサーのアレンジ曲。

 

もともとはCM用に作られた短い曲だったらしいが、それが人気だったために一つの曲として作り直したとのこと。そのためなのか、歌詞の薄っぺらさが目立つ。おそらく中高生を中心にウケたのだろうけど、大人がまともに聞くのは辛い。

 

AIはこの曲以外にも過去にヒット曲があるのだから、そちらの方が良かったのでは。

 

AAA『 ハリケーン・リリ, ボストン・マリ』評価D

PVやライブ映像を見ても何の感想もわかない。PVを見ると自己言及的な意味を持った曲なのかとも思うが、そこまで強調されているわけでもない。ライブ的な盛り上がりは悪くなさそうだが、たぶん紅白で歌っている姿を見ても、なんの感慨もないだろうな。タイトルが意味不明。

 

miwa『結-ゆい-』評価A

ここ数年の紅白での姿を見て、なぜ彼女が選出されているのか疑問だったのだが、この曲に関しては悪くない。必死に歌っている感じ、声を張り上げている感じが見ていて気持ちいい。miwaを聞いてて、ずっと声の質が均一すぎて面白くない歌手だと思っていたが、この曲の場合は、そういう部分が目立たない作りになっていて良い。

 

歌詞に関しては、学校の教科書に載っていそうな内容だけど、軽薄さは感じないし、押しつけがましさもないので清々しい。余計なパフォーマンスはいらないので、ストレートに聞きたい。そういうふうに思わせてくれる曲だ。

 

E-girls『DANCE WITH ME NOW』評価B

曲はノリが良いし、ダンスにも華があるから、紅白でやれば盛り上がるとは思う。でも、根本的な疑問なのだけれど、E-girlsってなんでこんなにメンバーが多いのか。メンバーひとりひとりのファッションやメイクに個性があって見飽きないのだけれど、さすがに20人もいると、各自に充てられる持ち時間が少なくて、メンバー個人が印象に残らない。だから、自分のようなよくわからない人間がPVやライブを見ると、大雑把に、韓国風メイクのダンスグループみたいな印象になってしまう。

 

次回

Sexy Zone市川由紀乃、RADIO FISH、西野カナSEKAI NO OWARI水森かおりについて書いていきます。