経済学検定の公式問題集
以前、経済学検定をいう試験を受けた。試験自体は至極ふつうの試験で、他の資格試験と何ら変わらなかったのだが、その試験の公式問題集が、自分が受けてきた公式問題集の中で最低レベルのものだった。絶対に経済学検定の公式問題集は買ってはいけない。
これなのだが、設問の後の解説がまったくもって不十分で、素人でも理解できるようなつくりになっていない。本来、資格試験の参考書は解説に十分なスペースを与えるべきで、すでに大学などで経済学を履修した人向けに解説をあっさり目にするということなどはあってはならないのである。これから経済学検定を受けようと考えている人には以下の参考書を薦める。
実戦形式で解けるのが最大の利点で、解説も十分で親切。ただ本当に、経済学の初心者にはこれでも難しい可能性があるので、一番最初は次の本を読みこんでから、実践問題に着手するのも良い。
たぶんこの本のレベルが、経済学の初心者には一番理解しやすいと思う。ただ問題数は少なめなので、導入程度にしかならない。実践問題を解いた方が、試験で高得点が取れる可能性が高くなる。
- 作者: 西村和雄,八木尚志
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2008/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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スーパー過去問ゼミよりはやさしめの問題が掲載されている。そして解説が丁寧。以上この3冊をやれば経済学検定のミクロマクロは高得点が狙えると思う。