午後のロードショー『トゥルーナイト』

 今日はテレ東の午後のロードショーで、リチャード・ギアが出演している『トゥルーナイト』という映画を放送していた。中世のヨーロッパが舞台で、騎士どうしの争いを描いた映画だった。冒頭、農村が敵に焼き討ちにあうシーンを軽くみて、あんまり魅かれるものがなかったので、ちゃんとは見ていない。映像的におもしろくないのと、ヒロインが可愛くないのが良くなかった。

 気持ち悪いのは、登場人物が自由な恋愛や生き方を望んじゃうこと。そういう考え方は近代の産物なのに、そういう思想を無理やり登場人物にあてはめようとするのは、観客をバカにしていると思った。

 ショーン・コネリーが、かなり重要な役で出ている。この映画を見て改めて思ったことは、自分はショーン・コネリーをあまり好きではないということ。理由では自分でもよく分からないけど、そもそも持ち上げられている理由がよく分からない。別にこの人が演じなくちゃいけない役なんてない気がする。