カバンを押し当てられることが痴漢並みに嫌

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 私にとって通勤中一番不快なのはカバンを体に押し付けられることだ。

 

 痴漢は誰にとっても不快だ。それと同じようにカバンを押し当てられることは誰にとっても不快な行為だと思っているのだが違うのだろうか。もしかして、私だけが特別不快に感じているのだろうか。

 

 カバンを押し当ててくる人は圧倒的に女の人が多い。男は通勤カバンを網棚の上に置く人が多いが、女はあまり置かない。だいたい肩から掛けたままの人が多いので、隣に立つと、わき腹にカバンが当たる。

 

 自分に触れているだけでも十分不快なのだが、カバンの形状や材質によっては本当に痛い。

 

 なぜこのようなことが起こるのか、正確なことは男性の私にはわからない。おそらく女性の場合、服に財布を入れる場所が無いのでカバンに入れているのだろう。だからカバンを肌身離したくないのではないか。

 

 でも、それはそちらの事情で合って私には関係ない。ただでさえ不快な満員電車のなかにいる間、わき腹をずっと小突かれ続けているのだ。たまったものではない。

 

 こういうことに出くわしたとき、私はまずわき腹にあたっているカバンを手でずらすことで、当たっていることをアピールするようにしている。ただ、それを気づいてもアクションを起こす人ばかりではない。これくらいなら許されるとこちらを舐めているのである。

 

 たぶん痴漢をやっている人間も同じ感覚なのだろう。痴漢は反抗してこないタイプの人間を狙うのだという。そう考えると、痴漢の被害にあっている気持ちもわかるし、痴漢への怒りも共感できる。

 

 カバンを押し当ててくる人間は、私にとっては痴漢と同類である。疑問なのは、痴漢に対して嫌悪感を持っている女のほうがカバンを他人に押し付けるという行為を積極的にやってるということだ。

 

 痴漢もそうだが、カバンを周りに押し当てる行為も同じくらい迷惑だ。そういう私みたいな人もいる。それに気付いてほしい。