GHOST IN THE SHELL - Official Teaser Trailer (2017)を見た感想
実写版『GHOST IN THE SHELL』のOfficial Teaser Trailer が公開された。この動画は5つの独立したパートから構成されている。それぞれのパートについて感じたことを書きたい。
①北野武のパート
まず北野武の髪型がマンガチックすぎる。そして北野武にあのアングルで銃を撃たせるのはまんま北野映画なのだが、北野に対するリスペクトの表明見たいなものなのだろうか?
②スカーレットヨハンソンのパート
髪型も服装もスカーレットヨハンソンのキャラに合っていないと感じるのは自分だけ?その後の男たちが輪になって座っているのカットはインパクトが強い。
③ゲイシャのパート
歩き方が芸者っぽいのが良い。顔に日の丸のメイクは狙いすぎな気もするが、シュールな感じは表現できている。
④窓際の女
外の風景は近未来風?首からプラグみたいなのをけっこうあっさり外す。
⑤スカーレット・ヨハンソンと黒人女
レズビアン描写?黒人の女はビジュアル的に一番違和感がない。
全体の感想
このTrailerは派手な音楽を使ってないところが良い。ただ登場人物のビジュアルがマンガやアニメに寄りすぎているように見える。そういった見た目の部分で言えば、『フィフス・エレメント』に近い作品なのかもしれない。あるいは『ブレードランナー』みたいな作品かも。
現時点では、まだどちらに転がるかは分からない作品だと思う。個人的には、マンガやアニメに寄せた作品ではなく、映画独自の表現を貫いてほしいという願望がある。次の予告に期待したい。