私が歴史能力検定日本史2級で不合格になるいくつかの理由

■試験は明後日

 歴史能力検定の日本史2級を11月29日に控えている。しかし、自分はどうも合格できそうにないみたいだ。もちろん試験日まではまだ1日猶予があるのでできることが全くないわけではないが、絶望的な状況であることには変わりない。私はたぶん今回の試験には受からないだろう。そこで、今回はこのブログで敗戦の弁というか、今後に役立てるためにも今回の試験勉強の問題点を書き記していきたいと思う。

 

■私が日本史2級に不合格になる3つの理由

①モチベーションが保てなかった

 この試験を受験しようと思った最大の理由は、日本史2級の資格があれば、通訳案内士の筆記試験のうち歴史分野が免除になると知ったからである。だから日本史に対して特別に興味を持っているわけでもなければ、試験を他に有効に活用しようと考えているわけでもない。しかもこの試験に不合格でも、通訳案内士試験の受験資格を失うわけでもない。だから最後までモチベーションを保てず、試験勉強をサボってしまったことが何度もあった。

 

②スケジュールがうまく管理できなかった

 突然の来客や用事によって、勉強時間を奪われてしまい、学習時間が目標の半分程度になってしまった。目標は50~60時間程度、集中して試験勉強する予定だったが、結果的にはその半分の30時間程度しかできなかった。来客やスケジュール変更も織り込んだ上で学習計画を立てるべきだったと後悔している。

 

③教材の選択を間違えた

 正確に言えば分量が足りなかった。どれくらい勉強すべきかは試験勉強しているうちになんとなく分かってくるものだが、今回はあまりにも把握するのが遅すぎた。こういう資格試験の勉強では過去問を解くことが最も有効な対策であり、最も中心的な勉強法なのだが、今回購入した教材だけでは量的にあまりに少なすぎた。

 

歴検実戦!テスト形式過去問題集2級日本史 解答・解説

歴検実戦!テスト形式過去問題集2級日本史 解答・解説

 

 

今回購入したのは上の過去問題集なのだが、5年分では足りない、と最近になって気づいた。しかしもう遅い。

 

歴史能力検定 2級日本史過去問集〈Part2〉

歴史能力検定 2級日本史過去問集〈Part2〉

 

 あと5年分さかのぼってマスターすれば確実に合格できたと思う。なんとも悔しい。

 

■ではどうすれば良かったのか?

 正直言うと、モチベーションとかスケジュール管理ミスとかは言い訳に過ぎないし、そういうことも織り込んだ上で計画を立てるべきだった。だからそれについて今更何か言うことでもない気がする。問題は過去問への取り組み方で、合格を確実にするにはどんな試験でも10年分は繰り返し説いてマスターする必要があり、今回はそれを怠った事が致命傷になったと考える方が正しいと思う。これから日本史検定にチャレンジする方は、他の参考書・問題集はどうでもいいので、過去問10年分を繰り返し説いてみることをオススメする。もちろん分からないところがあれば、教科書や問題集で補完する必要があることは言うまでもない。