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道徳的に考えること、経済的に考えること

イデオロギーから完全に自由な文章というものは

たぶん存在しない。もちろんそれを抑制して文章を

書くことはできる。

 

だからイデオロギーとか価値自由といった概念を

知らない人間のほうが、特定の枠組みに沿った

ものの書き方をしていることが多い。一般的には。

 

今の日本の状況を考えると、経済学的な思考法に

基づいた文章というのは相対的にマトモなものとして

受け取られやすい。つまり経済学的な発想から生まれた文章

というのは批判されにくい。

 

一方で批判されやすい・炎上しやすい文章は道徳的に

問題がある場合。「食べ物を粗末にした」とか。

 

「復興はムダ」とブログに書き込ん官僚は

経済的に物事を考えたから批判されたのではなく

経済的に考えた結果が、道徳に反していたから批判されたのである。

 

このように道徳は、物事を経済的(合理的)に思考するのを妨げており

我々が物事を考える場合はそのような外圧に十分に自覚的でなければ

ならない。

 

さもなければ、正しさは常に善良さに圧殺されてしまうのだから。